地球、そして自然はどう変化し
我々の社会はどう備え
災害にどう立ち向かうか

「災害を観る」 〜概要〜

「災害を可視化する」をキーワードにして、防災研究の最先端を紹介します。
年1回のシンポジウムを開催し、地震や台風といった自然現象としての災害から、
被害軽減対策、災害対応対策、 防災教育といった災害に対する社会の対応までの
防災のさまざまな分野の試みが報告されます。

防災は、専門家の努力だけで実現するものではなく、市民一人一人の協力が不可欠です。
そのためには市民や防災担当者に防災をわかりやすくかつ体系的に紹介していく必要があります。
災害の可視化はその有力な手段です。

現時点でどこまで実現しているか、今後考えるべきは何かを明らかにしていきます。

「理学・工学・社会科学」の3つの科学から、「予測力・予防力・対応力」の3つの力を追求します

「災害を観る」 〜沿革〜

1997年(平成9年)
京都大学 防災研究所 巨大災害研究センター 林春男教授(当時)により、「災害を観る」が発足
1998年(平成10年)
第1回「災害を観る」ワークショップを開催
2014年(平成26年)
第9回「災害を観る」ワークショップを開催
2016年(平成28年)
「災害を観る」の運営を終了(京都大学 防災研究所 巨大災害研究センター)
2019年(令和元年)
「災害を観る」の事務局を移転(富山大学 都市デザイン学部 井ノ口研究室)・運営を再開
2020年(令和2年)
第1回「復刻版:災害を観る」シンポジウムを開催
2020年(令和3年)
第2回「復刻版:災害を観る」シンポジウムを開催予定
【概要】

「災害を観る」は、当時の京都大学 防災研究所 巨大災害研究センターの林春男教授(現:国立研究開発法人 防災科学技術研究所 理事長)が、平成10年に第1回ワークショップを開催されたことから始まります。
「災害を可視化する」をキーワードに防災研究の最先端を紹介するというコンセプトのもと、平成26年の第9回まで隔年でワークショップが開催されました。
平成28年に林春男教授が防災科学技術研究所に理事長として着任されて以来、活動が休眠しておりました。
しかし、2019年の令和元年を迎えると、わが国は今一度、自然災害の脅威を正しく理解し、立ち向かう力を見直す必要があると気づかされました。

そこで、令和元年度を契機に、「災害を観る」を復活させることを決意しました。

再稼働を始めた「災害を観る」ですが、「富山大学 都市デザイン学部」を中心として、その運営と社会発信を担うことといたしました。
「富山大学 都市デザイン学部」は、「理学・工学・社会科学」の3つの科学から安全・安心な都市をデザインすることを目的として、2018年に新設された学部です。
まさに、「災害と向き合う」上で、必要不可欠な視点と知識、技術を持ち備えていると言えます。

「災害を観る」は、都市デザイン学部の井ノ口研究室内に事務局をおき、今後は年1回のシンポジウムを開催するとともに、現代社会の安全・安心に欠かせない知識・技術・態度の創出と社会実装・地域還元を進めます。

お知らせ

2021.3.29
イベント
第2回「災害を観る」シンポジウムを開催予定
2020.6.9-10
イベント
第1回「復刻版:災害を観る」シンポジウムを開催予定 終了しました
2020.3.18-24
イベント
第1回「復刻版:災害を観る」シンポジウムを開催予定 延期しました
2019.12.1
おしらせ
「災害を観る」の事務局を富山大学都市デザイン学部井ノ口研究室内に移転
2019.11.10
おしらせ
「災害を観る」の活動再開を決定

イベント案内

令和2年度シンポジウム

「〜地球を観る、災害を観る〜」

2021年3月29日(月)13時より、シンポジウムを公開します。
YouTubeでライブ配信いたします。以下のアイコンよりアクセスください。


2021年1月、富山では35年ぶりとなる100cmを超える大雪災害が発生しました。
今年度の「災害を観る」シンポジウムでは、この大雪災害を「予測力」「予防力」「対応力」の3つの観点から振り返ります。
なぜ大雪になったのか、今後も続くのか、生活基盤としての交通にどう向き合うか、様々な対応を支える地域の防災力はどうであったか。
富山県民にとって「災害にどう立ち向かうか」について、専門家や実務者から学びます。

本シンポジウムは、富山大学に新しく組織された「理学・工学・社会科学」の融合である「都市デザイン学部」を中心に開催いたします。

令和元年度シンポジウム「〜地球を観る、災害を観る〜」パンフレット

日時・場所
日時:2021年3月29日(月) 13:00〜16:00
場所:YouTube公開
次第
テーマ:「〜令和2年の災害を観る〜」
13:00〜 開会の挨拶および趣旨説明
渡邊 了 (富山大学 都市デザイン学部 学部長)
第1部:「予測力」を観る 〜大雪の特徴はどうであったか〜
13:05〜 話題提供1-1:「令和3年1月7日から11日にかけての大雪について」
大江 幸治 (富山地方気象台 気象情報官)
話題提供1-2:「気象学的に観た令和3年1月豪雪の特徴」
濱田 篤 (富山大学 都市デザイン学部 地球システム科学科 准教授)
第2部:「予防力」を観る 〜交通対策はどうであったか〜
13:45〜 話題提供2-1:「1月の大雪における東海北陸道の車両滞留発生の検証と今後の対応策について」
岩井 清彦 (中日本高速道路株式会社 金沢支社 富山高速道路事務所 副所長)
話題提供2-2:「大雪災害における交通対策を考える」
猪井 博登 (富山大学 都市デザイン学部 都市・交通デザイン学科 准教授)
第3部:「対応力」を観る 〜地域の対応はどうであったか〜
14:25〜 話題提供3-1:「地域から見た大雪災害の実際」
飯原 打越 (氷見市 老谷地区 自治振興委員)
話題提供3-2:「 大雪災害の先読み対応とは」
井ノ口 宗成 (富山大学 都市デザイン学部 都市・交通デザイン学科 准教授)
パネルディスカッション
15:05〜 テーマ:「次の大雪災害を乗り越えるために」
モデレータ:安永 数明( 富山大学 都市デザイン学部 地球システム科学科 教授)
パネラー:話題提供者全員
主催・共催・後援
主催 富山大学 都市デザイン学部
共催 NHK富山放送局(予定)、 JST-CREST「CyborgCrowd:柔軟でスケーラブルな人と機械の知力集約(代表:森嶋厚行)」、 環境省推進費「2-1904:気候変動影響評価のための日本域の異常天候ストーリーラインの構築(代表:高薮縁)」、 災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画(第2次)防災リテラシー部会、 他
(順不同)

以上

過去のアーカイブ

2020年6月9日〜10日 第1回ワークショップ「新・災害を観る」
※ 過去(京都開催分)の報告書につきましては非公開となっております。
2014年2月19日〜20日 第9回ワークショップ「災害を観る」
2012年1月19日〜20日 第8回ワークショップ「災害を観る」
2010年3月2日〜3日 第7回ワークショップ「災害を観る」
2008年2月21日〜22日 第6回ワークショップ「災害を観る」
2006年2月28日〜3月1日 第5回ワークショップ「災害を観る」
2004年3月9日〜10日 第4回ワークショップ「災害を観る」
2002年3月5日〜6日 第3回ワークショップ「災害を観る」
2000年3月7日〜8日 第2回ワークショップ「災害を観る」
1998年3月4日〜5日 第1回ワークショップ「災害を観る」