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生活復興調査概要
1995年1月17日に発生した『阪神・淡路大震災』は、高速道路新幹線の高架橋が倒壊、延焼火災の発生など甚大な被害をもたらした戦後初めての“都市災害”であり、6,400人を越える人が犠牲となりました。『兵庫県生活復興調査』というのは、このときに巨大な都市災害から立ち直ろうとしてきた被災者の方々の努力を、2001年、2003年、2005年と継続的な社会調査を通して、その復興過程を明らかにしたものです。
地震の概要
正式名称 | 1995年(平成7年)兵庫県南部地震 (The South Hyogo prefecture Earthquake in 1995) |
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発生日時 | 1995年1月17日(火曜日) 5時46分 |
震源 | 兵庫県淡路島北部 北緯 34度36分 東経 135度02分 |
震源の深さ | 約16km |
規模 | マグニチュード7.3 (2001年、気象庁が7.2から訂正) |
各地の震度 |
震度7 神戸市須磨区鷹取・長田区大橋・兵庫区大開・中央区三宮・灘区六甲道・東灘区住吉、芦屋市、芦屋駅付近、西宮市夙川等、宝塚市の一部、淡路島北部の北淡町、一宮町、津名町の一部 震度6 神戸、洲本 震度5 京都、彦根、豊岡 震度4 岐阜、四日市、上野、福井、敦賀、津、和歌山、姫路、舞鶴、大阪、高松、岡山、徳島、津山、多度津、鳥取、福山、高知、境、呉、奈良 震度3 山口、萩、尾鷲、伊良湖、富山、飯田、諏訪、金沢、潮岬、松江、米子、室戸岬、松山、広島、西郷、輪島、名古屋、大分 震度2 佐賀、三島、浜松、高山、伏木、河口湖、宇和島、宿毛、松本、御前崎、静岡、甲府、長野、横浜、熊本、日田、都城、軽井沢、高田、下関、宮崎、人吉 震度1 福岡、熊谷、東京、水戸、網代、浜田、新潟、足摺、宇都宮、前橋、小名浜、延岡、平戸、鹿児島、館山、千葉、秩父、阿蘇山、柿岡 |
津波 | この地震による津波はなし |
調査概要
調査企画・実施: | 兵庫県、京都大学防災研究所 |
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調査地域: | 神戸市全域(*)、神戸市以外の兵庫県南部地震・震度7地域及び、都市ガス供給停止地域(**) |
調査対象者: | 上記地域在住の男女 |
調査法: | 層化2段抽出法(330地点→各地点10名) |
標本抽出: | 住民基本台帳からの確率比例抽出(各年の重複者はない) |
調査数: | 3,300名(調査地域内総人口2,530,672名[2000年度国勢調査]の0.13%) |
調査方法: | 郵送自記入・郵送回収方式 |
調査実施期間: |
2001年1月15日調査票発送開始、同年2月5日有効回収〆切 2003年1月15日調査票発送開始、同年2月3日有効回収〆切 2005年1月14日調査票発送開始、同年2月4日有効回収〆切 ※全3回継続して回答した297名については詳細な分析(パネル調査分析)を行い、被災者の長期的な生活復興のメカニズムの解明も試みた。 |